カラオケと路上の違い
カラオケの歌い方、路上ライブの歌い方は違います。したがって路上ライブの練習としてカラオケにいくら通っても、成果はあまり出ないことが多いです。それはなぜなのでしょうか。
カラオケのウマさ
カラオケではマイクの音量やエコーのレベルなどを自由に設定できるので、ある程度”補正”が効きます。声量よりもマイクの使い方が重要となります。カラオケが上手い人の技術は素晴らしいと思いますし、否定もしませんが、路上ライブでは通用しないことが多いです。
路上ライブでの技術
”技術”と書きましたがそんなに大したものではないです。
そもそも路上ライブでは多少の音程のズレは気にしません。聞いている側も細かいところは見ていません。(プロのライブでも同じです。CDの通りに歌われてもつまらないですよね)
路上ライブでのポイントをまとめます。
- 情熱(メッセージ性があるか)
- 表情(聞いている側は歌い手の顔を見ています)
- 声量(遠くまで届くと有利です)
路上ライブの性質上、不特定多数(カラオケと違い、聞いてもらえる保証のない人)を相手にするのですから、できる限り遠くの人の耳に届けたいところです。マイクを通さない大声量の生歌は胸にずっしりきますよ。
ちなみに私は街の端から端まで聞こえるように、自分の歌が街を包み込んでいるのを想像しながら歌っていました。